医療機関・介護事業所のブランド戦略の意義

Brand Management Service

アメリカマーケティング協会の定義では

ブランドとは「商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらの組み合わせ」とされている。

つまりブランド戦略は、差別化戦略と同じ意味を持つ。

経営者が意図的に、医療機関や介護事業所にブランドの力を与えることを「ブランディング」と言う。

ブランディングによりブランドを持つことになったサービスを消費者が購入し、満足をした場合、そのサービスは高いブランド力を持つことになり、消費者に取って大変魅力的なものとなる。

ブランド力が高まれば、ブランドロイヤルティーが形成され消費者はそのサービスに対して高い忠誠心を持つようになる。

高い忠誠心を持つと、他のサービスへの乗り換えることは無くなり、継続してそのサービスを購入することになる。

例えば、訪問リハビリテーション事業所が、重症度対応や看取りなどで質の高いリハビリテーションを展開し、そのことを周囲の介護支援専門員や利用者にしっかりと広報することができれば、その地域における訪問リハビリテーション事業所のブランド力は向上することになる。

その結果、介護支援専門員などに高いブランドロイヤリティーが形成され、訪問リハビリテーション事業所へ多くの利用者が紹介されることになる。

しかし、残念ながら多くの医療機関や介護事業所はブランディングに取り組むことはできていない。

日々の業務に忙殺され、内部の仕事をこなすことで手一杯であることや経営者や管理者がブランドの有効活用について知らないという状況が一般的である。

診療報酬・介護報酬が厳しくなり新規顧客の獲得益々重要となる。

そのためにはブランディングの実践が必要である。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
Brand Management Service 代表
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授

関連記事

  1. Brand Management Service

    マーケティング&ブランディングの組み合わせの反復が事業を成長…

  2. Brand Management Service

    ブランディングで集患・増患するためには情報発信が必須

  3. Brand Management Service

    知名度・認知度の低い医療機関・介護事業所は多い

  4. Brand Management Service

    「ブランディング」と「マーケティング」の違い

  5. Brand Management Service

    ブランドを構成する3つの要素とは